祇園祭のお稚児さんの歴代は?稚児、歴代、祇園祭の知事は生贄だった!? | 夢を叶える日常生活

祇園祭のお稚児さんの歴代は?稚児、歴代、祇園祭の知事は生贄だった!?

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日本の祭りは地方によって変わったものも多いが、

中でも祇園祭のお稚児さんの歴代は

多くの謎に包まれいる。

 

あまり知られていない祇園祭の稚児の歴代リスト、

そして祇園祭の稚児の生贄とは…。

 

 

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祇園祭のお稚児さんの歴代のリスト、稚児は歴代からどんな人が選ばれたかを推測、次の生贄は?

 

祇園祭は京都を代表する祭りである。

 

869年、疫病やひどい飢饉に見舞われ、

多くの人々が亡くなった。

 

その死者たちの恨みが怨霊の祟りだと考えられ、

疫神や死者の怨霊を鎮めるという意味で

始まった祭りが祇園祭である。

 

 

祇園祭のお稚児さんとして選ばれた

歴代の生き稚児たちは、

当時はたくさんいたが現在はただ一人。

 

補佐役の禿と一番高い長刀鉾に乗り、

祭りを仕切る中心的な役割を担う。

 

 

歴代、お稚児さんになれる条件は、

一年以内に身内に不幸がなく、

8歳~10歳の男の子とされる。

 

 

京都ではお稚児さんに選ばれることは

とても名誉なことであるが、

どのようにして選ばれるかは全く知られていない。

 

神様の使いで生贄でもあるお稚児さんの

主な役割はしめなわを切り、

 

神界と人間界にある決壊を

一刀両断にすることであるが、

このしきたりと伝統を守るため、

 

祇園祭のお稚児さんに選ばれた歴代の子どもは、

その祭りまでを特殊な環境で過ごし、

まさに「生き神様」となるのだ。

 

 

地面は汚れているものとされるため、

お稚児さんの家族が抱き上げて移動させ、

また女人禁制であるがゆえに、

 

食事などのお世話も母親ではなく、

父親や祖父が行う。

 

学校も公休扱いでお休みをし、

準備と練習に勤しまなければならない。

 

また稚児が着る着物や、家族の着る着物、

宴会や車の手配、果てはクリーニングに至るまで、

 

莫大な費用が掛かるのだが、

これも稚児に選ばれた家の負担となる。

その金額は2000万円を超えると言われている。

 

稚児の家庭だけで、

これほどまでの莫大な資金が必要なのだから、

祇園祭には想像を超えるお金がかかっているのだ。

 

 

祇園祭の稚児に歴代選ばれているのは

どのような家庭なのだろうか。

 

 

祇園祭で選ばれてきたお稚児さんの歴代リストは?歴代の生贄となってきた稚児は?

 

祇園祭のお稚児さんの歴代リストを見てみよう。。

 

2007年 学生マンション運営管理会社社長 

岡正人さんの三男、諄三郎君(8歳)

 

2008年 下京区の建築設計会社社長 

岡澤浩一さんの長男、一規くん(9歳)

 

2009年 和菓子店「鍵善良房」社長 

今西善也さんの長男、優太朗くん(8歳)

 

2010年 情報サービス業 

徳力滋さんの次男、峰雪くん(10歳)

 

2011年 医療用酸素販売会社社長 

白井幸夫さんの長男、滉平くん(11歳)

 

2012年 茶製造販売会社「福寿園」副社長 

福井正興さんの長男、正賢くん(10歳)

 

2013年 医療会社社長 

白井さんの長男、大督くん(10歳)

 

2014年 漬物会社社長 

平井さんの長男、誠人くん(10歳)

 

2015年 呉服会社社長 

内藤さんの長男、颯大くん(10歳)

 

2016年 バス会社のオーナー 

粂田さんの長男、龍志くん(11歳)

 

2017年 航空機部品製造会社社長 

林誠一郎さんの長男、賢人くん(9歳)

 

2018年 建築設計事務所経営社長 

大岩英記さんの長男、勇太朗くん(8歳)

 

2019年 京菓子製造販売会社「鼓月」社長 

中西英貴さんの長男、望海くん(10歳)

 

 

これまでの祇園祭のお稚児さんの歴代を見ても、

社長や経営者の息子など

裕福な家庭の御曹司があがっているが、

 

1ヶ月以上の稚児のお世話や負担しなければならない

費用面から考えても、資産があり、

 

由緒正しいお家柄の御曹司でないとならない理由が

そこにあるのではないだろうか。

 

 

お稚児さんたちは歴代の生贄となってきたのだが、

自分は祭りの進行を滞りなく終えるために

 

鉾を先導することが

稚児の役割であったのではないかと考える。

 

祇園祭の稚児は歴代、

有名な会社やお店の社長のご子息などが選ばれていて、

毎年決定するとメディアなどで報じるなど、

 

その年の稚児に選ばれた子どもは一躍有名人となる。

 

 

その責任も相当なものにはなるのだが、

どの子も会見では、選ばれてうれしいと

発言していることから、

 

地元ではしきたりや伝統を

受け継いでいることは間違いない。

 

祇園祭の稚児たちは生贄となったあと、

社参の儀で授かった、

正五位少将の位をお返しする儀を行う。

 

そしてようやく役割から解放され、

一普通の男の子に戻ることができるのだ。

 

 

まとめ

 

祇園祭にはその知られざるお稚児さんの生贄や、

莫大な費用などがかかることが分かった。

 

祇園祭の稚児は、1000年以上続く伝統と

しきたりをわずか8歳~10歳の子どもが

受け継がなければならない。

 

 

神の使いであるとともに

生贄である稚児の責任は計り知れないものだ。

 

 

祇園祭を見ていても、

とても荘厳でその歴史を感じるものだが、

その裏では莫大な費用がかかっていたり、

 

お稚児さんに選ばれた者の

お世話をしている人たちがいたりと、

 

多くの人に支えられながら

成り立っている祭りであると言えよう。

 

 

日本の伝統的な行事やお祭りの深い意味を知ることで、

後世に正しく受け継がれていくことだろう。

 

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