“魔除け”という花言葉をもつ
植物や花はあるだろうか。
40代になり、
厄年という言葉がなんとなく気になる。
神社で厄除け祈祷をしてもらうのもいいが、
日常生活で取り入れられるものの方が、
魔除け効果がある気がする。
魔除けの植物について調べてみることにした。
魔除けの花言葉はあるの？花言葉は魔除け、厄除けの植物で日本に生息する植物とは？
花言葉が魔除けの植物は、
アカシア、サボテンだ。
また、
「立てばシャクヤク、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
でおなじみのシャクヤク（芍薬）は、
厄除けという花言葉をもっている。
その他にも魔除けに効果のある植物は、
日本にたくさんあるということがわかった。
その一部を紹介しよう。
・ススキ
十五夜のお月見にお供えするススキは、
稲穂に見立てられ、
悪霊や天災などから作物を守り、
翌年の豊作を祈る気持ちが込められている。
昔からススキには神様が宿ると信じられ、
鋭い切り口に魔除けの効果があるとされてきた。
・ヒイラギ
節分の日に、
イワシの頭とヒイラギを飾る家もあるのではないだろうか。
これは魔除けと厄除けの意味がある。
とがった葉っぱに
邪気を払う効果があると信じられてきた。
表鬼門（北東）にヒイラギ、
裏鬼門（南西）に南天の木を植えると、
邪鬼の侵入を防ぐといわれている。
・シキミ（しきび）
仏壇にお供えする花に
よくセットされているのがシキミだ。
地方によってはしきびと呼ばれることもある。
魔除けや死臭を打ち消す効果があるとされ、
お寺のお供えによく使われてきた。
根・花・実には非常に強い毒性があり、
植物で唯一劇物指定されている。
魔除けの植物は、
案外身近なところにあるということがわかった。
しかし、日常生活に取り入れる植物は
季節を問わず手に入り、
インテリアに馴染むのが理想だ。
次の項目では
もう少し親しみやすい花を紹介しよう。
魔除けの花は風水的にもいい？かわいい魔除けの花や魔除けになる植物、厄除けの花をご紹介！
風水においても、
魔除けになる植物を置くのが良いとされている。
つまり、家に観葉植物を置くことは理にかなっているのだ。
家に置く観葉植物で代表的なものといえば、
ズバリ、サボテンだろう。
とげのある植物には、
悪い気を吸い込んでくれる力があるとのことだ。
ただし、風水的に、細く尖った植物には、
良い運気も悪い運気も寄せつけない作用がある
とされているので、
悪い気がたまっていそうな場所に置くようにしよう。
隣人トラブルが心配な場合は、
ベランダなどがおすすめらしい。
逆に植物が良く育つ場所、
日当たりのよい場所は、
良い運気を追い払ってしまうので
やめておいた方がいい。
かわいい花を楽しみたいという人のために、
魔除けの効果がある花をもう少し紹介しよう。
・アジサイ
6のつく日に、
逆さまにした花を部屋につるすと
幸運を招くといわれている。
意外にも日本原産で、
厄除けの花でもあり、
婦人病が気になる人は
トイレにつるしておくといいらしい。
・ほおずき
東京に住んでいる人は
「ほおずき市」でよく見かけるだろう。
赤いほおずきは、
先祖が帰郷するときの、
道を照らす提灯となる。
玄関に飾ると家の魔除けになり、
悪い運気を追い払う効果がある。
・桃
桃太郎や、
古事記ではイザナギが黄泉の国の魔物に
桃を投げて撃退したというエピソードからもわかる通り、
桃は昔から邪気を払う力があると信じられてきた。
桃の実には不老不死のご利益があるといわれている。
・桜・橘
ひな飾りに必ずつきものの桜と橘は、
古くから魔よけの花とされていた。
左近の桜・右近の橘と呼ばれるように、
御所にも邪気を払うために植えられていた。
西洋のものも含めると、
魔除けの植物はまだまだたくさんある。
自分の気に入ったものを探すといいだろう。
花に魔除けの効果があるのなら、
家に飾って楽しめるので一石二鳥だ。
まとめ
魔除けの花言葉をもつ花だけでなく、
魔除けの効果があるといわれている植物は
意外に多かった。
観葉植物や花は、
それだけで人の心を和ませてくれる。
身の回りでなんとなくトラブル続きだな…
と思ったら、
自然のパワーを借りてみるのはいかがだろうか。
