少林流松村正統について

少林流松村正統は、首里手の祖である 松村宗棍 から 松村ナビィ、そして 祖堅方範 へと受け継がれた首里手系の沖縄空手です。当初、祖堅方範は「松村首里手」と名乗っていましたが、空手の系統が松村の直系ということから「松村正統」という名に拘り、1956年に「少林流松村正統」と改名しました。

現在、少林流松村正統は祖堅方範から 喜納政順 に継承され、少林流松村正統錬成館を本部としてその教えを伝授しております。

少林流松村正統の教授理念

少林流松村正統錬成館の教授理念は、創始者である 祖堅方範宗師 と 喜納政順先生 の考えに基づいています。

祖堅方範は、弟子との対応関係によって教授法を変えるという昔ながらの指導方法を非とし、それを改め、そして教授法を変えてきました。祖堅は、全ての弟子に公平に与える教授方法をずっと行ってきたのです(習うレベルによって教え方変わっていましたが・・・)。

つまり祖堅は、公平に全ての弟子に全てを与え、与えたものを伸ばしていくか否かは弟子本人の姿勢と鍛錬の糧によるものだとしています。祖堅の「ものは全て与えてみよう」という考えは、人間のもつ潜在的な可能性を前提にし、それを触発する意味がありました。

ただし「全てを与える」といっても、それは無条件にというわけではありません。ある一定の時間を与えて、それに耐え、そして効果的に消化できる限りにおいて、全てが与えられます。つまり、時間と習得度合いが唯一の尺度(条件)となるわけです。そのため祖堅は、習う側のレベルに合わせて稽古時間を設定し、習得度合いを見極め判断してきました。その中で選ばれた高弟達にはさらに個別指導という形で教授をしていました。この個人指導を受けた高弟の中には喜納政順、西平向盛(2007年没)らがいました。

首里手の祖である松村宗根依頼、松村ナビィ、祖堅方範、そして喜納政順の4代に渡る道統継承の過程で「全てを与える」という指導原理は確立され、これまでに実践されてきました。この考えは、現在の少林流松村正統錬成館の教授理念として受け継がれ、今なお行われております。

教授内容

少林流松村正統錬成館の教授内容は以下の通りです。

・空手の基本
・首里手の型(ナイファンチ、チントウ、パッサイ、ウフクーサンクー、五十四歩、他)
・組手(掛手、約束組手、自由組手)
・護身術
・鍛錬法
・武器術(棒、サイ、他)
・薬草学・養生法

※当道場では段位認定制度を設けております。

道場に関するお問い合わせは こちら からどうぞ。