公共交通機関での通勤は、
乗っている時間を有効に使える、
お酒を飲んでも
帰ることができるなどのメリットもあるが、
運動不足になりがち、
交通費がかかるなどのデメリットもある。
この欠点を解決するために、
自転車通勤を考える人も多いだろうが、
現実的には着替えをどうするかが問題になってくる。
特にホワイトカラーの仕事をしている女性は、
身だしなみの面からも問題が大きく、
自転車通勤をすることに抵抗が大きいはずだ。
ここでは女性の自転車通勤について、
服装や着替えといった問題の解決方法を紹介する。
自転車通勤する女性にオススメの服装と着替えは？着心地、動きやすさなど…
自転車で通勤するなら服装は動きやすく、
汗をかいても良いように
吸水性の高い素材の方がベターで、
必然的に女性はスカートよりも
パンツスタイルの方が適している。
ただ、女性が自転車通勤をするときのハードルは、
職場で着替えができるかどうかが大きい。
通勤してから着替えができるスペースがあり、
ロッカーもあるなら、仕事着の種類に関係なく
服装を自由に選ぶことができる。
逆に通勤してから着替えのできない場合は
通勤中の着心地だけでなく、
基本的にそのまま仕事をすることになるので、
兼用の服をチョイスする必要がある。
仕事着がカジュアルなら着替えができないことは
問題にならないが、
スーツが必須だという人は、
動きやすさを重視した
ストレッチ性のあるスーツが望ましく、
女性の場合、スカートは避けたほうが良いだろう。
自転車通勤の服装の課題としては靴もある。
当然、ヒールのあるパンプスはＮＧで、
スニーカーなどのペダリングしやすい靴がベストだが、
履き替えができないなら
フラットな底のパンプスを選びたい。
靴については着替えほど手間が要らないため、
ロッカーがなくても
個人のデスク下に置いて対応することも可能だ。
自転車で通勤しやすい服装 女性向けの服、着替えをご紹介
自転車通勤では着替えが可能なら
好きな服を着ればいいのだが、
毎日着替えを持って帰るのは自分なので、
なるべくなら面倒のないほうがいい。
例えば、自転車で通勤しやすいジャージなどは
乗っているときは快適でも、
出退勤ごとにすべて着替えをすることになるので、
面倒で荷物も多くなるという問題が出てくる。
通勤してから着替えができるとしても、
あまりに手間がかかると自転車通勤そのものを
続けるのが面倒に感じてしまうため、
ある程度合理的な服装を選ぶことも大切だ。
そもそも自転車で通勤するとはいえ、
ハードなスポーツをするわけでもないため、
女性向けのカジュアルな私服程度で十分間に合う。
丈の長い上着は避け、
カジュアルなスカートなら
極端な長さでなければ大きな問題はないだろう。
通勤と仕事の服装を兼用にできれば、
毎日持ち帰る荷物も減り、
帰ってからの洗濯も楽になるので一石二鳥だ。
むしろ、自転車での通勤では
服装と同じくらい身だしなみが大切で、
女性の場合はメイクやヘアスタイルにも
気を遣わなければならない。
着替えと同様、制汗剤やタオルといった
汗やニオイ対策のほか、インナーの着替え、
メイク道具などを職場に置いておくと便利だ。
もう一つ注意。
交通量の多い通勤路を利用するなら
ヘルメットはきちんと付けよう。
髪型が乱れるからといっても
優先するのは安全だ。
まとめ
女性向けの自転車通勤について紹介した。
自転車での通勤は運動不足解消と
交通費の節約になるためメリットが大きい。
着替えや身だしなみの問題で
少し面倒に感じるかもしれないが、
プライベートで運動する時間を取れない
忙しい女性にとっては、
まさに一石二鳥の通勤手段といえる。
服装に少し工夫をすればすぐにでもできるので、
興味のある人は是非試してみてほしい。
