日本では昔からおめでたい席の料理に使われる鯛。
高級魚でもあり、一般家庭であれば
日頃から鯛が食卓に並ぶ家庭はそんなにないだろう。
鯛を買ったりいただいたりして
もし余ってしまった場合、捨てるにはもったいない。
では鯛の塩焼きは冷凍保存できるのだろうか。
冷凍方法や焼いた鯛はどのくらい日持ちするのか、
リメイクするにはどんな料理に向いているのか
を解説していく。
鯛の塩焼きは冷凍で保存できる？焼き鯛を上手に冷凍保存！焼いた鯛はどれくらい日持ちするのか？
鯛を余らせてしまった場合、捨てるわけにはいかない。
もったいないと感じる人が大半だろう。
魚は生のまま保存する場合は
家庭の冷蔵庫での冷凍はあまりおすすめではない。
絶対にその魚が冷凍されていたものではないという
確証があれば冷凍してもいいが、
市販の魚は1度解凍された魚が多い。
業務用の急速冷凍であれば問題ないかもしれない。
そこで魚は焼いてから冷凍保存をおすすめする。
魚を焼いてから冷凍保存できるのかと思う人も多いだろう。
鯛をシンプルに塩焼きにして冷凍すると良い。
また、鯛の塩焼きの保存はラップをして冷蔵庫で保存する。
冷蔵庫だと塩で焼いた鯛は2～3日程日持ちする。
焼き鯛を上手に冷凍するにはコツがある。
鯛の塩焼き解凍方法は冷蔵庫で自然解凍、
流水解凍などの低い温度でゆっくり解凍することがおすすめだ。
解凍方法で気を付けることは、
急速解凍してはならないことだ。
魚は急速に解凍してしまうと
ドリップが出てきて臭みが出る。
また、常温解凍もしてはならない。
これはゆっくり解凍されていくが、
常温の状態で溶けている時間が長いと
菌が増える原因になる。
鯛の塩焼きの冷凍する前の下処理や解凍方法、おすすめリメイクの方法やレシピなど
鯛の塩焼きを冷凍する前の下処理や解凍方法を紹介しよう。
まずキッチンペーパーで鯛の身の水気を拭き取ってから焼く。
焼いた後は粗熱を取ってから冷凍するようにしよう。
空気が入らないようにラップでたくさんある場合は1つ1つ包み、
ジップロックなどの密閉袋やタッパーなどの密閉容器などに入れて
そこでもきちんと空気を抜こう。
いくつも魚がある場合はできるだけ
重ならないように冷凍保存する。
解凍するには冷蔵庫で自然解凍、流水解凍をする。
鯛の塩焼き温め方は、電子レンジで少し温めることや
グリルで少し焦げ目を付けるなどがある。
いずれにしても水分が奪われるのでパサつく恐れがある。
鯛の塩焼きは白身の魚で淡泊で食べやすいが
その反面少々その味に飽きる。
そこで鯛の塩焼きをリメイクして
お吸い物など他の料理に使うこともいいだろう。
鯛は和食のイメージでお吸い物や鯛飯などのレシピを思い浮かべるが、
パスタのソースにしたりチャーハンの具材に加えることでも
美味しく食べることができる。
鯛の塩焼きアレンジは、淡泊な味でニンニクともよく合うので
アクアパッツァなどおしゃれだ。
鯛の塩焼きカロリーは低いので
脂身が多いカロリーが高い魚の代わりとしても
使うことができる。
まとめ
鯛の塩焼きは冷凍することができる。
塩焼きすることで生よりも
少し長持ちさせることができる。
生のままでは魚は1～2日で消費期限だが、
焼いてしまうとさらに1～2日、
塩焼きにするとさらに2～3日
長持ちさせることができるだろう。
冷凍するには下処理として焼く前に身の水分を
キッチンペーパーでしっかり拭き取ることだ。
焼いてからは必ず粗熱が取れたことを確認してから
1つ1つをラップで空気が入らないように包む。
さらにジップロックなどの密閉袋やタッパーなどの
密閉容器に保存してから
冷凍保存することをおすすめする。
冷凍する時はとにかく空気に触れさせないことが大切だ。
解凍する時は必ず冷蔵庫や冷水で低い温度を保ちながら
ゆっくり解凍すること。
間違っても常温で解凍しないようにしよう。
雑菌が増えて万が一食中毒になっては冷凍した意味がない。
リメイクにはお吸い物をはじめ
チャーハンやパスタのソースの具材に使うことがおすすめだ。
